ポータブル電源を使ったキャンプや車中泊をする人が増えているのですが、上級者ともなれば「あらゆる事に物足りなさを感じる」人も出てきます。
そのため、キャンプや車中泊で使用するポータブル電源に於いても、市販されている「大容量ポータブル電源」だけではその欲求が満たされず、次のステージへ向かう方も多いのです。

そこでこの記事では、ポータブル電源では物足りない?ガチ勢の期待に応える|16年使える電源システムについて解説をします。
キャンプや車中泊をはじめ、キャンピングカー用の電源を極めたい「上級者の方」は、ぜひ最後までご覧ください。
16年使える電源システム
大容量ポータブル電源の代名詞と言えば多くの方が知っている「EcoFlow社のDELTA Pro」ですが、基本的なスペックは・・
- 蓄電容量・・3,600Wh
- 搭載バッテリー・・リン酸鉄リチウムイオン
- サイクル寿命・・3,500回(80%)
を誇ります。
これは、ポータブル電源の事を知っている方であれば「非の打ち所がない完成度」である事は疑う余地がありません。

しかし、冒頭にお話しした「上級者の方達」からすれば、このスペックでは物足りないと言われる事も多いのです。
そこで、そのような方達の満たされない欲求を叶えてくれるのが、容量特化型の「High-capacity-power-supply」なのです。
画像では少し分かりにくいのですが、左側に見えているのがインバーターでその横に敷かれた黒のシートの下にあるのが車載バッテリーになります。

✽「High-capacity-power-supply」の基本的なスペック
- 蓄電容量・・5,000Wh×2(画像の車載バッテリー) ※最大15台まで接続可能
- 搭載バッテリー・・リン酸鉄リチウムイオン
- サイクル寿命・・6,000回+ → 365日毎日使用しても16年以上!
- 出力・・AC100V:3,000W
- BMS充放電バランス機能
- 異常温度プロテクト機能
- スマホアプリ対応
このスペックを見るだけでもポータブル電源の領域を遥かに超えている事は分かるのですが、High-capacity-power-supplyが上級者から支持される最も大きな理由は「拡張性の高さ」にあるのです。
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異次元の大容量
一番最初に気になるのは「容量についての拡張性」ですが、1モジュール(1個のバッテリーにつき)5,000Whの蓄電池を最大15台まで接続する事が可能なため、最大容量は75,000Wh=75kWhとなります。
ここまでの容量の蓄電池を搭載する事は無いかも知れませんが、先ほどご覧頂いた車載例をみていただいても分かる通り、10kWhの大容量でも非常にコンパクトな設計になっている事が分かります。
また多くのポータブル電源は、車に載せたままにしておくと「発火や爆発」の危険性があるため、車を使用しない時は降ろす必要があるのですが、High-capacity-power-supplyについては車載したままで使用することが出来るため、積み下ろしを考える必要もありません。

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3つの充電方式
ポータブル電源に於いて3つの充電方式と聞くと・・
- AC100V(コンセント)
- ソーラパネル ※ソーラパネルに関する記事はこちら
- シガーソケット
からの充電が一般的ですが、High-capacity-power-supplyの3つの充電方式は・・
- AC100V(コンセント)
- ソーラパネル
- 走行充電
となります。
コンセントからの充電はポータブル電源と同じですが、ソーラーパネルは最大2,880Wまで拡張させる事ができ、また、専用の走行充電器を使用することで目的地へ向かう道中でもHigh-capacity-power-supplyへ充電する事が出来るのです。

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まとめ
この記事では、ポータブル電源では物足りない「ガチ勢の期待に応える|16年使える電源システム」について解説をしました。
High-capacity-power-supplyについては実際の施工例なども今後はご紹介しますが、ポータブル電源に物足りなさを感じている方は、是非、En Beau loまでご相談ください!
また、ポータブル電源の展示会を実施する際には「実物」をご覧頂く事も検討しておりますので、ご興味のある方は、ブログとYouTubeの方もチェックしてください!
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