【新電力・電気代】電気代が高い:料金プランにダマされる理由を解説

2022年4月2日

大手電力会社の電気料金値上げが2022年5月から実施されることが決まりました。

電気代が高騰するたび「電気代の見直し」が必要だと感じる方が増え新電力への切替えを検討されるのですが、「新電力へ切替えたら電気代が高くなった・・」と言われる方が意外と多いのです。

そこで今回は、実際の料金プランを比較しながら【新電力・電気代】電気代が高い:料金プランにダマされる理由を解説したいと思います。

※解説に使用する料金プランは近畿2府4県新電力会社の比較を行った際のプランを使用

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料金プランを比較

先ずは、大手電力会社と新電力各社の料金単価を比較をしてみます。

比較する料金プランについては、関西電力(従量電灯A)と新電力各社:同等の料金プランになります。

 関西電力和歌山電力奈良電力大阪電力京都新電力兵庫電力滋賀電力
最低料金(最初の15kWhまで)341.01円344.94円333.71円342.38円333.72円333.72円323.97円
15kWhをこえ120kWhまで20.31円20.86円20.12円20.71円20.13円20.13円20.21円
120kWhをこえ200kWhまで25.71円27.41円26.67円27.26円25.71円26.68円25.77円
200kWhをこえ300kWhまで25.71円21.28円21.33円21.92円
(夏冬23.22円)
21.34円21.34円25.77円
300kWh超過分28.70円24.16円24.39円24.97円(夏冬26.37円)24.39円25.92円27.50円
※関西電力・新電力各社:従量電灯A相当の料金プラン比較

表の赤文字部分は、最低料金の「最安値」と使用量毎の料金単価の「最安値」を比較したものです。

  • 最低料金(最初の15kWhまで):滋賀電力が最安値
    ※地域によっては「基本料金」 例)東京電力など
  • 電気使用量が200kWhをこえた場合:和歌山電力が最安値

この表だけでは、滋賀電力か和歌山電力のどちらかが「電気代が安くなるのでは?」と感じる方も多いのですが、「新電力へ切替えて電気代が高くなった・・」と言われる方が、料金プランにダマされる理由についてここから詳しく解説をします。

料金プラン:料金単価で判断しない

「新電力へ切替えて電気代が高くなった・・」方の中に「最低料金・料金単価で判断をしたと言われるケース」がありますが、これが料金プランにダマされる理由です。

そもそも「電気代」は実際の電気使用量から計算するものであり、単価だけでは判断が出来ません。

ほんとうに電気代を安くしたいなら料金プラン:料金単価で判断しないのが鉄則です。

電気使用量から比較する

ここでは各社それぞれ具体的なシミュレーションをしますが、シミュレーションの条件は下記のとおりです。

  • 電気使用量 350kWh
  • 燃料費調整額 25円
  • 再エネ促進賦課金 245円
  • 大阪電力は単価の低いプランで計算

※計算に使用したフォーマットはこちら⇩⇩⇩

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◇シミュレーション結果

 関西電力和歌山電力奈良電力大阪電力京都新電力兵庫電力滋賀電力
最低料金の順位5位7位2位6位3位3位1位
実際の電気代の順位7位4位2位5位1位3位6位
350kWhを使用した場合の電気代8,806円8,334円8,202円8,408円8,127円8,281円8,729円
200kWhをこえ300kWhまでの順位6位1位2位5位3位3位7位
300kWh超過分の順位7位1位2位4位2位5位6位
※順位が高い方が安値

それでは一旦シミュレーション結果を整理してみます。

  • 最低料金最安値の「滋賀電力」は 結果6位
  • 200kWhをこえた場合が最安値の「和歌山電力」は 結果4位
  • 実際の電気代最安値は「京都新電力」が 1位
  • 滋賀電力と京都新電力の差額 602円
  • 和歌山電力と京都新電力の差額 207円

滋賀電力の場合は最低料金が各社比較で最も安い反面、200kWhをこえた場合の単価が高く、和歌山電力は200kWhをこえた場合の単価は最安値でしたが最低料金は最高値です。

この結果から電気代を安くしたいなら料金プラン:料金単価で判断しないのが鉄則だと言えるのです。

まとめ

ここまで【新電力・電気代】電気代が高い:料金プランにダマされる理由について解説をしました。

シミュレーションでは350kWhの電気使用量を仮定しましたが、実際は月ごとに電気使用量が異なるので過去1年分の電気代を元にシミュレーションを行う事がおすすめです。

また、新電力会社には「最低料金(基本料金)が無料」の会社や「ポイントが還元」がされる会社などがあります。

そのような場合は、実際の支出(電気代以外の出費)が抑えられていない事も充分考えられるため、電気使用量と合わせて検討する必要があるので注意が必要です。

最後に、「使用する電気」については大手電力会社も無名の新電力会社でも「提供される電気の質」に違いはありません。

※新電力の基本的な事が知りたいかたはこちら⇩⇩⇩

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電気の質に「会社の規模」は全く影響はないにもかかわらず、新電力と聞くと何となく不安だと思う方がまだまだ多いようです。

新電力の基本的な事を理解すれば、もっと自宅や会社の電気代を安くできる可能性があります。

5月の大手電力会社各社の値上げの前に、新電力への切替えを検討されてみては如何でしょうか。

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