【新電力】電気代が安くなるのに切替えない2つの理由!

2022年3月1日

2016年(平成28年4月)に電力小売が全面自由化され間もなく7年目を迎えます。

個人の家やお店なども含め全ての消費者が電力会社や料金を自由に選択できるようになり、大手電力会社(東京電力・中部電力など)以外から購入する電気を総称し世間では【新電力(しんでんりょく)】と言います。

ところが、新電力は電気代が安くなるのに切替えが進んでいない事をご存知でしょうか。

生活用品(食料や消耗品)のなどは少しでも安く買いたい人が多い為、週末の大型量販店などは大勢の人で賑わっているのですが「電気料金」となると実はそうでもないのです。

今回の記事では【新電力】電気代が安くなるのに切替えない2つの理由!について解説します。

新電力への切替えはどの程度進んでいる?

新電力の電気代が安くなるのに切替えない2つの理由!をお伝えする前に、新電力への切替えはどの程度進んでいるのかを先ずはみてみましょう。

下の図は、経済産業省が発表している「電力・ガス小売全面自由化の進捗状況について」の資料です。

※出典:経済産業省「電力・ガス小売全面自由化の進捗状況について」2020年10月30日資源エネルギー庁

会社や工場などで主に使う「高圧」や家庭で使う「低圧」の新電力のシェアの推移を表にしたものですが、赤のグラフが示す全体をみると全体ではたった17.8%しか新電力への切替えが進んでいない事が分かります。

電気代が安くなるのが新電力の魅力なのに、なぜ?ここまで切替えが進んでいないのでしょうか。

※記事後半で新電力の電気代が安くなる理由を解説します。

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電気代が安くなるのに切替えない2つの理由!

ここからは電気代が安くなるのに切替えない2つの理由!について簡単に解説します。

◇1つ目の理由:「新電力に切替えて本当に大丈夫なのか不安・・」

  • 新電力に切り替える事で停電の心配はないのか?
  • 新電力の会社が倒産した場合電気が供給されなくなるのでは?

と考えている人が多いのですが全く心配は要りません。その理由を下の図で解説します。

火力発電所などで作られた電気は従来の送電設備(街中にある電線・電柱)を通ってお客様の家や会社に供給されます。

ここまでは誰もが知っていることですが、新電力に切替えた場合であっても上の図①~③の流れ(発電場所が別の発電所に変わったり、送電設備が変更されて今までと違うルートから電気が供給されるなど)に変更は無いのです。

新電力に切替えたとしても電気の供給方法が変わるわけでは無い。

新電力に切替える事で変わるのは電気代の支払い先が変わるだけ。

それに、支払い先の新電力会社から色々なサービスを受けれる事も魅力の一つなのですが、このような誤解を持っているため電気代が安くなるのに切替えない人が多いと言われています。

◇2つ目の理由:大手電力会社から不安を煽(あお)られる。

  • 切替えの手続きをしたとたん大手電力会社から連絡が入る。
  • 「新電力会社に切替えて大丈夫ですか?不安じゃないですか?」と説明があった。
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電力小売全面自由化になった当初、このような不安を煽る行為が横行し問題視された事があります。

今でこそ規制も厳しくなったのですが、水面下では未だこのような営業行為が行われている事もあり、これらの2つの理由から新電力への切替えが進んでいないのが現状です。

なぜ?新電力は電気料金が安いの??

次に、なぜ新電力は電気料金が安いのか??について簡単に解説します。

先ほど発電所からの電気の流れ①~③を解説しましたが、①~③を保有しているのは大手電力会社です。

新電力に切替えても①~③の保守・管理を、当然、大手電力会社が担うのですが、新電力会社は①~③の発電設備や送電設備を持たない為電気料金を安くすることが出来るのです。

※保守・管理費用が掛からない。

また、新電力会社の多くは電力供給を主な収入源としていない場合が多く、既存の自社サービス(商品)に誘導するための手段として電気料金をさげて新電力への切替えを促しているのです。

その為、大手電力会社と比べた時に電気料金が安くないとお客様を自社サービスに誘導出来ませんから、自ずと電気料金が安くなるのです。

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まとめ

今回は新電力で電気代が安くなるのに切替えない2つの理由!について解説しました。

切替えをしない方のなかには「面倒だから」「切替えなくても今は困っていない」などの理由から、大手電力会社のままにしている人もいます。

インターネット新規契約+新電力への切替えだと面倒かも知れませんが、純粋に電気料金だけを下げる新電力会社も存在します。

また、新電力への切替えだけであればリモートで完結できる上、切替えに伴う工事も原則必要ありません(旧式の電気メーターの場合は取替えが必要:無料)。

ただ、新電力への切替え時は必ずシミュレーションをしてもうようにしてください。

この記事をきっかけに「新電力」への切替えがお済みでない方は検討してみては如何でしょうか。

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