【AC200V出力・ポータブル電源】通販サイトが解説|大容量リン酸鉄リチウム搭載・コスパ最強のEPB-3600ST

2023年1月12日

ビジネスの現場では業務用ポータブル電源を導入する企業・事業所が増えています。

ところが、業務用ともなれば「200V(ボルト)」のポータブル電源が必要となるケースも多いのですが、200V出力の業務用ポータブル電源は一般的ではありません。

そこでこの記事では【AC200V出力・ポータブル電源】通販サイトが解説|大容量リン酸鉄リチウム搭載・コスパ最強のEPB-3600STの特徴について解説をします。

記事のポイント

 大容量・リン酸鉄リチウムイオン電池搭載の業務用ポータブル電源を探している

 200V出力の業務用ポータブル電源を探している

 コスパ最強の業務用ポータブル電源を知りたい

 導入コストを抑えて、リースが出来る業務用ポータブル電源が欲しい

この何れかにご興味のある方は、ぜひ最後までご覧ください。

✽業務用ポータブル電源(100V・200V対応)|EPB-3600STのリースを検討してみたい方はこちら⇩⇩⇩

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本題の前に・・注意が必要「大容量」の表示について

この記事をご覧頂いている方の多くが、一度はポータブル電源の商品ページ(AmazonやメーカーHP)をみた事があるのではないでしょうか?

そのようなポータブル電源の販売サイトを覗くと「大容量○○○W!」などの表示を目にするのですが、そもそも大容量とは?何と比べて大容量といっているのかをご存知でしょうか。

実はこの大容量には明確な基準がなく、言ったもん勝ち!なのです。

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例えばこのような表示のポータブル電源⇩⇩⇩があったとしましょう。

1つ目

大容量ポータブル電源 500Wh!!

知らない人からすれば「大容量だから安心!」「停電の時でも大丈夫そう!」などと根拠のない安心感を持つかも知れません。

ところが、次の様に「単位を変える」だけで受ける印象は一変します。

2つ目

大容量ポータブル電源 0.5kWh!!

如何でしょうか?

本当に大容量なの?と感じませんか?

前者の500Whも後者の0.5kWh(500Whを1/1000にすると単位がkWhになります)も単位が違うだけで容量に全く違いはありません。

要するに単位が違うだけで 0.5kWhの方が大容量だとは感じないのです。

ここでのポイント

 ○○○Whと表示されているものは1/1000に置き換えてみる ➡ ○○kWhの単位で考える!

 EPB-3600STは容量3.6kWh ➡ ポータブル電源の中では大容量の上位機種

200V・業務用ポータブル電源 EPB-3600ST

ここからは、200Vにも対応する業務用ポータブル電源|EPB-3600STについて解説をしますが、EPB-3600STは「大容量」のポータブル電源です。

EPB3600-ST本体

スペック

 蓄電容量:3.6kWh(3600Wh) ※実際の容量は3840Whを搭載

 本体素材:ABS製・防滴仕様

 電池セル:リン酸鉄リチウムイオン

 出力電圧:24V・150Ah

 本体重量:34㎏ ※インバーターは除く

 ソーラーパネル充電に対応(MPPT方式・入力電圧36V)く

 標準仕様のインバーター:1500W/3000W 正弦波く

 充電時間:約10時間く

持ち運べるポータブル電源の中ではトップクラスの大容量を誇るEPB-3600STですが、開発メーカーが「自社で施工する工事現場での使用」を目的として製造されたポータブル電源です。

そのため、100Vと200Vの併用が必要だったこともあり、カスタマイズできる仕様となっているのです。

インバーターが外付けなので「出力をカスタマイズ」できる

通常のポータブル電源の場合は、電池セルとインバーターが本体に内蔵されているため、ポータブル電源の本体は「一体構造」となっています。

そして、内蔵されるインバーターこそが「ポータブル電源の出力を決める重要な役割」を担っているのですが、言い方を変えると「インバーターの交換が出来れば100V⇔200Vも自由に変更」することが出来るのです。

ただ、インバータを内蔵した方がデザインもスッキリして良いのですが、本来、ポータブル電源で必要な事は「使用したい家電を選ばない」事だと言えます。

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※EPB-3600STで使用するインバーターの一例

例えば、冒頭に画像でご紹介した大容量568Whのポータブル電源だと、湯沸かし器の代名詞:T-fal(ティファール)のケトルを使用することは出来ません。

その為、販売サイトでは、スマホが50台まで充電出来ます!などと解説はしているものの、肝心な使えない家電についての説明はされていないのです。

また、インバーターは電池セル(蓄電池)に蓄えられた直流の電気を、使用する際に交流(インバータから出力される電気は交流)に変換してくれるのですが、インバーターの性能を上げる事で消費電力が大きい家電製品や200Vの工業用製品なども使う事も出来るのです。

一般的なポータブル電源の多くが、インバータと電池セルが一体になっている為、購入した時点で使用出来る電化製品が限られてしまうのですが、インバーターを交換することが出来れば、用途に応じたポータブル電源に自由にカスタマイズする事が出来るため、EPB-3600STはインバーターを外付けにした構造をしています。

ここでのポイント

 インバーターの性能でポータブル電源の出力(100V・200V)を自由に使い分ける事が出来る

ポータブル電源の故障はインバーバーターに多い

ポータブル電源の故障について多いのがインバーターによるものですが、ポータブル電源の殆どがインバーターを内蔵している為、故障の際は本体一式が修理の対象となり思いのほか修理費が嵩む事もあります。

しかし、インバーターを別構造にしているEPB-3600STの場合は、故障の原因が判断し易く、保証期間が切れた後も修理代で不安になるような事も殆どありません。

因みに、下画像のインバーターが故障した場合、新品で20,000円前後で購入する事が出来ます。

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※EPB-3600STとインバータを接続

ここでのポイント

 ポータブル電源の故障原因はインバーターに多い

※万が一に備えてた「ポータブル電源の保険に関する記事」はこちら⇩⇩⇩

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蓄電容量を増やす事が簡単

EPB-3600STのように、電池セルとインバーターが別構造になっている事で、蓄電容量を容易に増やす事が出来ます。

通常、ポータブル電源の容量を増やす際には同じ機種を複数台購入する必要がある(機種によっては予備バッテリーもある)のですが、EPB-3600STの場合は大容量の電池セル本体だけを購入する事ができます。

電池セルの購入だけであれば本体価格よりも安く購入可能。

その為、停電時などにはEPB-3600ST(ポータブル電源)を次のように使用することが出来ます。

長時間停電時におけるEPB-3600STの使用方法

step
1
EPB-3600STとインバータを通常通り使用する。

step
2
予備の電池セル(蓄電池本)をソーラーパネルで充電しておく。

step
3
使用中のEPB-3600STの電池残量がなくなれば予備と交換。

step
4
これを繰り返し行う。

このように2台の電池セル(蓄電池)を繰り返して使う事で長期に渡る停電にも対応する事が可能です。

業務用ポータブル電源のデザイン性

最近のポータブル電源は「デザイン性を重視」した機種も多く、キャンプやアウトドアシーンでも見栄えするものが好まれています。

これは、コロナ禍により週末を屋外で過ごす人が増えた事もあり、キャンプやアウトドアにポータブル電源を持参する人が増えているがその理由です。

例えばJackery(ジャクリ)などは、実に多くの種類があり(デザインや容量の違うもの)ポータブル電源の代表的な存在です。

また、デザインもさることながら、気軽に持ち運べるサイズ(容量)のラインナップも多い事から、ジャクリは年齢層を問わず人気があるのですが、業務用ポータブル電源|EPB-3600STの場合はデザイン性が高いとは言えません。

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EPB-3600ST使用時に必要なセット(画像は100V仕様)

見た目の印象は「キャンプやアウトドアで使用」と言うよりは、業務用のイメージがとても強いのが特徴です。

ここでのポイント

 デザイン性よりもポータブル電源の性能・機能性に特化している

✽業務用ポータブル電源|EPB-3600STをリース契約したい場合はこちら⇩⇩⇩をご覧ください。

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充電用のアダプターも外付け

EPB-3600STを充電する際は、専用のアダプター(下画像)で充電をする必要があります。

充電器についても、最近のポータブル電源では内蔵されている機種も多いのですが、これについては賛否が分かれるところです。

日本で電化製品などを販売する際は「電気用品安全法|PSE法(以下、PSE法)」に従い、届出をすることが義務付けられているのですが、PSE法の趣旨を理解する事で、ポータブル電源と充電器が一体になっている事に不安を感じる方も居ます。

✽PSE法を知りたい方はこちら⇩⇩⇩をご覧ください。

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※EPB-3600STを実際に充電している様子

EPB-3600STが充電器を外付けにしている理由は、安全性を考慮しているからだと言えます。

ここでのポイント

 充電アダプターを外付けにすることで安全性を重視

コスパ最強の【業務用・200Vポータブル電源】

最後に、EPB-3600STのコスパについても触れておきますが、大容量3,600Wh(3.6kWh)・リン酸鉄リチウムバッテリー搭載のポータブル電源の中では間違いなく「コスパ最強」と言えます。

搭載される蓄電容量もオフィシャルでは「3,600Wh(3.6Kwh)」と記載がありますが、実際に搭載される電池セルの容量は3,840Wh(3.84kWh)になります。

これは、変換効率などを考慮した上で、カタログ記載の値よりも容量の大きな電池セルを搭載しているとの事です。

また、冒頭に解説したように「200V(ボルト)」を使用できるポータブル電源(業務用ポータブル電源)は限られる中で、この価格(下記の価格をご参照ください)で購入できるものは殆ど無く、リース契約が出来るのもEPB-3600STの魅力です。

EPB-3600STの導入事例

EPB-3600STの実際の導入事例をここでは幾つかご紹介します。

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※EPB-3600STを導入したサントリーのキッチンカー

ここでのポイント

 キッチンカー・フードトラックの調理機器用として

 マンションの給水用(高架水槽)のポンプの非常用電源として

 自治会などの非常用電源として

 老健施設(老人ホーム)の非常用電源として

これらの用途で導入されるケースが多いのですが、EPB-3600STは中小企業経営強化税制に必要な「工業会証明書」が発行出来る事も大きなメリットです。

中小企業経営強化税制に関する記事はこちら

まとめ

この記事では【AC200V出力・ポータブル電源】通販サイトが解説|大容量リン酸鉄リチウム搭載・コスパ最強のEPB-3600STについて解説をしましたが、最近ではデザイン性にこだわったポータブル電源も多い中、EPB-3600STは業務用に特化した機種(様々な場面で使える)だと言えます。

記事のまとめ

 ポータブル電源の「大容量の表示」は注意が必要

 100Vと200Vが使えるポータブル電源はEPB-3600ST

 インバーターを外付けにすることで自由に出力を調整

 ポータブル電源の故障はインバーターに多いので外付けはメリットが大きい

 EPB3600-STはデザイン性よりも機能性を重視

 充電アダプターを内蔵しないので安全性が高い

 200Vが使用できるポータブル電源の中ではコスパは最強

 食品大手「サントリー」のキッチンカーにも採用実績がある

また、ポータブル電源を購入される際は、容量や電池セルを中心に検討する方も多いようですが、冒頭にご紹介した通り「大容量と表記」されていても実際は思っていた家電が使えない!などのトラブルが発生しています。

このような事では、せっかく気に入ったポータブル電源を手に入れても、使い勝手に制限(容量が少ない)があるようでは意味がありません。

そのため、ポータブル電源を購入される前にはどのような家電を使うのか?を事前に相談(販売店などに)したうえで、それに見合ったものを選ぶようにする事がおすすめです。

最後に、今回ご紹介しましたEPB-3600STの場合、充電残量100%でどの家電製品が何時間連続して使えるのか?を表にまとめてみましたので参考にしてみてください。

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※最上段の「スマートフォン」は200台を0%➡100%まで充電可能との意味

表に記載の無い機器をご使用の場合も、ご相談頂ければ検証致しますので、お気軽にご相談ください。

最後までご覧きありがとうございました。

EPB-3600ST|購入・リースのご相談はこちら

    • この記事を書いた人

    エンビューロ


    ★法人・個人事業主のポータブル電源専門店|エンビューロ
    ★事業内容
    ・法人・個人事業主向けポータブル電源専門店
    (個人の方は要相談)
    ・BCP対策用 補助金(助成金)申請業務全般
    ・医療用蓄電池
    ・LPG発電機(BCP対策用)施工管理
    ・屋外イベント向け大容量ポータブル電源各種
    ・車載サブバッテリーの販売及び施工
    ・EV充放電機
    ★専門分野
    ・ポータブル電源
    ・BCP対策全般
    ・車載バッテリー
    ・建築(戸建・収益・医院建築)
    ★保有資格
    ・宅地建物取引士
    ・測量士補
    ・第二種電気工事士

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