キッチンカーや現場作業に於いて「業務用のポータブル電源」の需要が増えています。
ところが、大容量(リン酸鉄リチウム)のポータブル電源ともなれば初期費用が嵩(かさ)む事もあり、導入を迷われている方も多いのでは無いでしょうか。
そこでこの記事では、大容量のポータブル電源の中でも「リース契約プランがあるポータブル電源:EPB-3600ST」について解説をします。
キッチンカーや現場作業での導入をお考えの方は、ぜひ最後までご覧ください。
リース契約のデメリットとメリット
業務用のポータブル電源を購入する場合、一括購入とリースではどちらの方が良いのか?と多くのご相談を頂きますが、答えは「ケースによって異なる」のが正解です。
ここでは「リース契約のデメリットとメリット」について簡単に解説をしますが、メリットの方が大きいと感じる場合は「リース」をお選び頂き、デメリットの方が大きいようであれば「購入」を選択される事をおすすめします。
リース契約のデメリット
先ずはリース契約の「デメリット」ですが・・
デメリットは?
支払い総額が高くなりやすい
所有権を持たないので自由に売る事が出来ない
途中解約が出来ないケースが多い
などが挙げられます。
支払い総額については後ほどシミュレーションでご紹介しますが、今回ご紹介する業務用ポータブル電源についても途中解約が出来ないため、リース契約を締結する場合は注意が必要です。
リース契約のメリット
続いてリース契約の「メリット」については・・
メリットは?
初期費用を抑える事が出来る
経費の平準化 毎月の支払金額が経費になる
陳腐化を抑える事が出来る
などがあります。
リースの場合、ポータブル電源の「所有権」を持つ事が無いため、リース契約期間が終われば新しい機種に入れ替える事が出来ます。
その結果、古くなったポータブル電源を処分する手間と費用が省ける事もメリットの一つです。
リース契約が出来る業務用ポータブル電源|EPB-3600ST
リース契約が出来る業務用ポータブル電源は多くありません。
そのため、「リース会社に個別相談」をする必要があるのですが、ここでご紹介する業務用ポータブル電源|EPB-3600STについては、リース契約プランが設定されている事もあり、キッチンカーや現場作業への導入実績が多いのも特徴です。

EPB-3600STのスペック
蓄電容量 3.6kwh (搭載電池容量3,840Kwh)
搭載電池セル リン酸鉄リチウムイオン
出力電圧 24V / 150AH
重量(蓄電池単体) 約34kg ※キャスター付き
本体ケース ABS製(防滴仕様)
インバーター
業務用ポータブル電源|EPB-3600STについては、本体に「コンセント」が無いため、下画像のようなインバーターを接続する必要があります。



一見、面倒に思われる方も多いようですが、インバーターを取り換える事で100V⇔200Vの切替えが容易に出来ることが大きなメリットです。
そのため、一般的なポータブル電源では使用する事が出来ない「200Vの電化製品」も使用する事が出来ることもあり、キッチンカーや現場作業に導入されるケースが年々増えています。
業務用ポータブル電源|EPB-3600STのリースプラン・お支払額の目安
ここからは、業務用ポータブル電源|EPB-3600STのリースプラン・お支払額の目安について解説をします。
シミュレーションの条件については下記の通りとなります。
条件
EPB-3600ST 標準仕様 528,000円
リース期間 3年~8年 ※1年刻み
支払い回数 | 36回 | 48回 | 60回 | 72回 | 84回 | 96回 |
利 率 | 3.02% | 2.30% | 1.87% | 1.58% | 1.58% | 1.29% |
初回お支払い額 | 17,421円 | 12,685円 | 10,702円 | 14,166円 | 14,530円 | 14,484円 |
2回目以降 | 15,300円 | 11,500円 | 9,200円 | 7,600円 | 6,500円 | 5,700円 |
お支払い総額 | 552,921円 | 553,185円 | 553,502円 | 553,766円 | 554,030円 | 555,984円 |

注意が必要
リースのご利用可能額については30万円(税込)~1,000万円(税込)までとなります。
まとめ
この記事では【業務用ポータブル電源】リース契約で初期費用を抑える|大容量リン酸鉄リチウムについて解説をしました。
業務用ポータブル電源|EPB-3600STは一般的なポータブル電源と比較をしても蓄電容量はかなり大きく、リン酸鉄リチウムイオン電池を搭載している事もあり「長寿命」が期待できます。
また、ソーラーパネル充電にも対応している上、エクストラバッテリーもラインナップされている事もあり、用途に応じてシステムをカスタマイズできる事も大きな魅力です。

最後に、ここ数年の間にポータブル電源を使用する方が増えた事もあり、今では多くの企業がポータブル電源を販売するに至りました。
ただ、一般的に使用されるポータブル電源と業務用ポータブル電源では、求められるスペックが明らかに違うところも多いため、業務でご使用になるポータブル電源をお探しの際は、専門店にご相談いただく事がおすすめです。
EPB-3600STの「リース」を検討されたい企業・個人事業主さまは、エンビューロまでお気軽にご相談ください。
最後まで、ご覧頂きありがとうございました。