【ポータブル電源】専門店が解説|中長距離ドライバーにポタ電がおすすめの理由

2022年7月29日

「排気ガス」に対して世間の風当たりは厳しくなっている昨今ですが、やむを得ずそのような環境下で仕事に従事される方も多いのです。

その中でも、日々、私たちの生活に欠かせない荷物を運んでくれる「中長距離のドライバー」の方々も、排気ガスに対しての配慮を強いられている事もあり、満足な休憩も出来ずに肩身が狭い思いをしています。

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中長距離のドライバーに限定したのは、目的地が遠ければ遠いほど予定の時間に到着するのが難しい事もあり、どこかで時間の調整をする必要があるからです。

しかし、大型のトラックともなると待機出来る場所も限られていたり、エンジンを掛けたままにすることが出来ない場所(人通りがある・住宅街など)も多いため、真夏や真冬であっても「エンジンを停止(アイドリングストップ)」しなければならない事も多いのです。

そこでこの記事では、以前、ご紹介しました「中長距離ドライバーの方にポタ電がおすすめの理由」に続いて、運送会社やドライバーの方がポータブル電源を導入する事で得られる「メリット」について、ポータブル電源の専門店が解説をします。

記事のポイント

 ポータブル電源が中長距離ドライバーの方におすすめの理由

 アイドルストップで節約したお金でポータブル電源を購入出来るかのか?

個人事業で中長距離ドライバーを生業とされている方をはじめ、運送会社を経営されている方は、ぜひ最後までご覧ください。

※ドライバーの方に使って頂きたいポタ電はこちらをご覧ください⇩⇩⇩

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ポータブル電源を使用するメリット

エンジンを停止させた状態で「休憩や仮眠」を取る事は季節によって大変厳しいこともあります。

そのため、出来る事であれば「電気」を使いたいのですが、エンジンを停止させた状態でエアコンを作動させたりする事は、車載バッテリーに大きな負荷が掛かるためおすすめとは言えません。

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そのような理由もあり、前回の記事では長距離ドライバーの方に使って欲しいポータブル電源について解説をしましたが、ここからは「アイドリングとポータブル電源」にかかる費用について解説をします。

アイドリングで掛かる費用(コスト)

高速道路のパーキングエリアや人通りの少ない場所であれば、エンジンを掛けたままで休憩や仮眠を取る事ができるため「ポータブル電源なんて不要」と考える方も多いかと思いますが、ここからは具体的なコスト面について考えてみたいと思います。

地場待機:アイドルストップ2時間

仮にこのようなケースを想定し下記の試算をしてみると・・

ここでのポイント

 軽油130円計算

 稼働日数25日 × 12か月

年間のコスト削減効果は・・約78,000円程度

中長距離睡眠:アイドルストップ6時間+荷待ち待機1時間

続いてこのようなケースの場合は・・

ここでのポイント

 軽油130円計算

 稼働日数25日 × 12か月

年間のコスト削減効果は・・約234,000円 + 約39,000円 → 合計273,000円程度

アイドルストップで浮いたお金でポタ電

先にご紹介したアイドルストップで浮いたお金を「ポータブル電源の購入費とランニングコスト」で比較をしてみます。

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※SUNGA社:LK1500 ポータブル電源

例えば、上画像のポータブル電源をトラックで使用するには・・

ここでのポイント

 購入費用 169,000円(税込み)

 稼働日数25日 × 12か月 年間:300日稼働

 充電に掛かる電気代 年間:10,500円程度

 ポータブル電源の寿命(サイクル寿命):2000日 ※2000日 ÷ 300日 = 約6.6年使用可能

この結果を踏まえて簡単にシミュレーションをしてみると・・

 1年目2年目3年目4年目5年目合 計
アイドルストップ
しない(地場待機)
78,000円
(燃料費)
78,000円
(燃料費)
78,000円
(燃料費)
78,000円
(燃料費)
78,000円
(燃料費)
5年間で「390,000円」の燃料費
アイドルストップ
する(地場待機)
▲78,000円
(燃料費)
▲78,000円
(燃料費)
▲78,000円
(燃料費)
▲78,000円
(燃料費)
▲78,000円
(燃料費)
5年間で「▲390,000円」の燃料費削減
ポタ電の購入169,000円----ポータブル電源の購入費「169,000円」
年間の電気代削減額10,500円10,500円10,500円10,500円10,500円充電に必要な電気代「52,500円」
効果は?→101,500円▲67,500円▲67,500円▲67,500円▲67,500円5年間で「168,500円」のコスト削減

地場待機の場合・・

ここがポイント

5年間で燃料費:390,000円に対し、「168,500円」の燃料費(コスト)削減

 1年目2年目3年目4年目5年目合 計
アイドルストップ
しない(地場待機)
273,000円
(燃料費)
273,000円
(燃料費)
273,000円
(燃料費)
273,000円
(燃料費)
273,000円
(燃料費)
5年間で「1,365,000円」の燃料費
アイドルストップ
する(地場待機)
▲273,000円
(燃料費)
▲273,000円
(燃料費)
▲273,000円
(燃料費)
▲273,000円
(燃料費)
▲273,000円
(燃料費)
5年間で「▲1,365,000円」の燃料費削減
ポタ電の購入169,000円----ポータブル電源の購入費「169,000円」
年間の電気代削減額10,500円10,500円10,500円10,500円10,500円充電に必要な電気代「52,500円」
効果は?→▲93,500円▲262,500円▲262,500円▲262,500円▲262,500円5年間で「1,143,500円」のコスト削減

中長距離の場合・・

ここがポイント

5年間で▲1,365,000円のコストに対し「1,143,500円」のコスト削減

このように、アイドルストップを選択する事により得られる効果は絶大なものになります。

また、ご紹介したポータブル電源の場合は「長寿命で安全(リン酸鉄リチウムイオン)」の為、車内で長期間使用する場合も安心です。

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まとめ

アイドルストップを実施する事で大幅にコスト削減をすることが出来るのですが、それだけでは「ドライバーの方の負担が増える」だけです。

しかし、ポータブル電源を1台搭載する事で・・・

記事のまとめ

 待機中の排気ガスをゼロに抑える事ができる

 アイドルストップでコスト削減 → 浮いたお金でポタ電代を捻出

 結果、大幅なコストカットが実現できる

トラックの数が多いほど得られるメリットは大きいのですが「先ずは1台のトラック」からはじめてみるのもおすすめです。

最後までご覧頂きありがとうございました。

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    ★法人・個人事業主のポータブル電源専門店|株式会社エンビューロ
    ★事業内容
    ・法人・個人事業主向けポータブル電源専門店
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    ・医療用蓄電池
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    ・屋外イベント向け大容量ポータブル電源各種
    ・車載サブバッテリーの販売及び施工
    ・EV充放電機
    ★専門分野
    ・ポータブル電源
    ・BCP対策全般
    ・車載バッテリー
    ・建築(戸建・収益・医院建築)
    ★保有資格
    ・宅地建物取引士
    ・測量士補
    ・第二種電気工事士

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