【ポータブル電源】停電対策不足|電気依存度は69.5%|在宅避難

2022年5月19日

停電対策(防災対策)用にポータブル電源を購入される方が増えていますが、その背景にあるのは「大規模停電」への備えです。

しかし、伊藤忠商事株式会社が行った「在宅避難と停電」をテーマにした調査結果に於いては「大変興味深い結果」となった事もあり、この記事ではポータブル電源の必要性と併せてその調査結果の中身についても解説をします。

記事のポイント

 停電対策の「意識調査」

 避難所に対する印象

 停電対策の現状

「在宅避難と停電」「停電対策不足」に関心のある方は、ぜひ最後までご覧ください。

※ポータブル電源を使った「おすすめの停電対策」はこちら⇩⇩⇩

合わせて読みたい

停電対策不足

調査の対象となったのは「全国の25歳以上の男女」1000人と、事前調査の対象となった20,000人の方です。

次の調査結果は「25歳以上の男女1000人」から回答を得たものになりますが、調査項目については「あなたの停電対策は?」についてです。

※伊藤忠商事株式会社:「在宅避難と停電」をテーマとした調査よりデータを引用

停電対策と言えば「懐中電灯」と答える方が76.4%と「照明の確保」が重要だと考えている人が多い事が分かります。

これは、以前ご紹介した「停電時に使いたい家電BEST3」に於いても照明は3位だった事もあり、調査結果についてはそれが証明された形となりました。

※停電時に使いたい家電に関する記事はこちら⇩⇩⇩

合わせて読みたい

懐中電灯・ろうそくの次に多い対策は?

  • 予備の乾電池 53.5%
  • モバイルバッテリー(乾電池式も含む) 41.8%

となりましたが、それでも50%前後にしか及びません。

ただ、驚く事に「何もしていない」と回答した方は「全体の9.9%」を占めていた事です。

ここがポイント

10人のうち1人は「停電対策を何も行っていない」事が判明

ポータブル電源は「停電対策」と認知されていない

「対策を何もしていない方の多さ」には驚きますが、「停電対策にポータブル電源を備えている」と回答した方も全体のたった7.2%でした。

この結果から推測できる事は年々ポータブル電源の需要は伸びているものの、それはごく一部の方(キャンパー・アウトドアをする方)に需要があるだけで、「防災意識が高まっている」とは決して言えない現状です。

確かに「ポータブル電源」と聞いても全ての人が認知しているわけでは無く、停電対策としてはまだまだマイナーなのかも知れません。

停電対策はしないが避難所にも行きたくない

別の調査では「避難所に行くのをどう感じますか?」について行われましたが、結果は次の通りです。

※避難所へ行くことに対しての意識調査

避難所に「とても行きにくい」「少し行きにくい」と感じている方は全体の65.2%にも及び、実に半数以上の方は「出来る事なら自宅で過ごしたい」と考えているようです。

避難所に「行きにくい」と回答した主な理由

 プライバシーが無い 60.5%

 三密になるので避けたい 46.2%

 衛生面での懸念がある 40.0%

 避難所に行っても人が多すぎては入れないかも知れない 35.1%

 何を持って行けば良いのか分からない 23.5%

プライバシーや衛星面については過去に行われた調査でも上位でしたが、今回の調査結果では「三密」を気にする方も多かったようです。

電気依存度69.5%

停電対策不足と避難所に対する意識が浮き彫りになった調査結果でしたが、最も興味深いと感じたのが「電気依存度」に対する調査です。

ここがポイント

調査結果から分かる「電気依存度の割合」

調査結果のポイント

 あなたの生活は「電気依存度100%」だと自覚がある 38.3%

 あなたの生活は「電気依存度80%」だと言える 31.2% ⇨ 両者の合計は69.5%

このように、電気に依存した生活だと自覚のある方 ➡ 「電気依存度は69.5%」と非常に高い事も分かりました。

在宅避難を希望するが停電対策はしない

これまでの調査結果を整理すると次のような事が見えてきます。

調査結果から推測出来る事

  • 停電対策を全くしていない 9.9%
  • ポータブル電源を備えている 7.2%
  • 災害時に避難所へは行きたくない 65.2%
  • 電気に依存した生活と自覚している 69.5%

在宅避難を希望する方の意見(65.2%)は共感できる事も多いのですが、電気に依存した生活への自覚はあっても「停電対策はやらない」のが今の現状なのかも知れません。

停電対策の現状

停電対策は必要だと分かっている。でも、自分はやらないと考えている人が圧倒的に多いのが現状。

ポータブル電源は必要

短時間の停電であれば乾電池やモバイルバッテリーでも凌ぐ事はできますが、それだけでは生活家電(空調や冷蔵庫・TVなど)を使う事は出来ません。

また、大規模停電が発生した場合は復旧までに数日を要することがあり、季節によっては電気が無ければ「生命の危険」に直面する事もあります。

※インフラ被害と停電時の冷蔵庫に関する記事はこちら⇩⇩⇩

合わせて読みたい

ではなぜ「ポータブル電源なのか?」と思われる方も多いのですが理由は明確です。

ここでのポイント

 電気依存度が高い

 在宅避難を希望する方が圧倒的に多い

 室内で「発電機(ガソリン使用)」は使えない ⇨ 排気ガスの問題

このような理由からポータブル電源は現代人に於いて欠かせない「停電対策」だと言えるのです。

まとめ

この記事では【ポータブル電源】停電対策不足|電気依存度は69.5%|在宅避難について解説をしましたが、最後にポイントを整理しておきます。

記事のまとめ

 電気依存度は非常に高い

 停電対策は必要だが、自分ではやらないと考えている人が圧倒的に多い

 「避難所」へ行きたくないと考えている人は65.2%

この記事をきっかけに「停電対策」を考えてみようと思われた方はお気軽にご相談ください。

最後までご覧頂きありがとうございました。

お問合せ

ポータブル電源(業務用ポータブル電源)に関するご質問・ご購入についてのご相談(お支払い方法・お見積り・ご請求書等)はこちらから。
※LINE【公式】からのご相談も承っております。

    お問合せはこちら

    En Beau lo・LINE【公式】

    • この記事を書いた人

    エンビューロ


    ★法人・個人事業主のポータブル電源専門店|株式会社エンビューロ
    ★事業内容
    ・法人・個人事業主向けポータブル電源専門店
    (個人の方は要相談)
    ・BCP対策用 補助金(助成金)申請業務全般
    ・医療用蓄電池
    ・LPG発電機(BCP対策用)施工管理
    ・屋外イベント向け大容量ポータブル電源各種
    ・車載サブバッテリーの販売及び施工
    ・EV充放電機
    ★専門分野
    ・ポータブル電源
    ・BCP対策全般
    ・車載バッテリー
    ・建築(戸建・収益・医院建築)
    ★保有資格
    ・宅地建物取引士
    ・測量士補
    ・第二種電気工事士

    -ポータブル電源