業務用冷蔵庫の停電対策!ポータブル電源で食材を守る方法|専門店が解説します

2022年3月19日

ポータブル電源があれば停電時も安心ですが、業務用冷蔵庫を利用されている(飲食店や生鮮食品店など)場合も果たして安心なのか?と考えている方も多いのでは無いでしょうか。

実際に停電が起こった場合、ポータブル電源の蓄電容量が少ない為、業務用冷蔵庫が使いない(1時間程度しか使えない・・など)では意味がありません。

そこでこの記事では、【ポータブル電源】防災・停電対策|停電時に業務用冷蔵庫を稼働させるには?どれくらいの蓄電容量が必要かについて解説をします。

記事のポイント

 業務用冷蔵庫の停電対策について

 停電対策としてのポータブル電源の活用

 ポータブル電源を活用した実際の停電対策

業務用冷蔵庫の停電対策を考えている方は、ぜひ最後までご覧ください。

はじめに

停電は予期せぬ瞬間に発生し、生鮮食品や冷凍食品を扱うお店にとっては大きなリスクとなります。

特に業務用冷蔵庫は大量の食材を保存しているため、停電が発生した場合、多くの食材が腐る可能性があるのです。

そこで、ここからは停電時の業務用冷蔵庫のリスクとその影響、そして、その対策として「ポータブル電源の活用方法」について詳しく解説します。

業務用冷蔵庫と停電のリスク

業務用冷蔵庫は、飲食店やスーパーマーケットなど、大量の食材を保存するために使用されますが、停電が発生すると、冷蔵庫の冷却機能が停止し、食材が腐るリスクがあります。

特に生鮮食品や冷凍食品は、温度管理が重要であり、一度温度が上昇すると品質が急速に低下します。

停電が生鮮食品に及ぼす影響

停電が発生すると、冷蔵庫の温度が上昇し始め、食品の品質が低下することは先に解説をした通りですが、生鮮食品は高温になるとすぐに腐り始めるため、食材のロスだけでなく食中毒のリスクも高まる点に注意が必要です。

ここがポイント

停電対策は業務用冷蔵庫を使用するすべての事業者にとって重要な課題。

停電が生鮮食品に及ぼす影響

業務用冷蔵庫は大量の食材を一定の温度で保存するために高い冷却能力を持っています。

しかし、停電が発生すると、冷蔵庫はその冷却能力を失い、内部の温度が急速に上昇し始めるのです。

そのため、停電が長時間続くと冷蔵庫内部の温度は室温に近づくため、食材は腐りやすくなってしまいます。

防災としての前提知識

日本は地震や台風などの自然災害が多い国であり、これらの災害による停電は少なくありません。

また、設備の老朽化や人為的なミスによる停電も発生することも忘れてはいけません。

そのため、事業者は停電が発生する可能性を常に考慮し、適切な対策を講じる必要があるのです。

ここがポイント

停電時でも、一定時間稼働可能な冷蔵庫の選定や、非常用電源・ポータブル電源の確保。定期的な設備のメンテナンスなどが必要です。

日本の停電の頻度と原因

日本では年間平均で約5回程度の停電が発生しています。

主な原因は、自然災害や設備の老朽化などですが、台風や地震などの自然災害では大規模な停電が発生しやすく、長時間にわたる停電も少なくありません。

防災としての業務用冷蔵庫の選び方

防災対策としては、停電時でも一定時間冷却能力を保つことができる冷蔵庫を選ぶことが重要です。

また、定期的なメンテナンスを行い設備の老朽化を防ぐことも、防災対策としては非常に有効な手段と言えます。

停電対策としてのポータブル電源の活用

ポータブル電源は、停電時でも一定時間電力を供給できる装置であり、業務用冷蔵庫の停電対策としてはとても有効です。

また、ポータブル電源には様々な種類や容量があり、使用する機器や必要な時間に応じて選択することができますが、ポータブル電源を使用することで、食材の品質を保つだけでなく、ビジネスの継続性も確保することが出来るのです。

※2023年上半期、業務用冷蔵庫の停電対策に最も選ばれた「業務用ポータブル電源:EPB-3600ST]

ポータブル電源とは?

ポータブル電源を知らない方のために、ここでは簡単に「ポータブル電源」について解説をします。

ポータブル電源は携帯可能な小型のバッテリー(蓄電池)で、停電時でも一定時間に渡り電力を供給することができます。

様々な種類や容量のものがあり、使用する機器や必要な時間によって選ぶことができます。

業務用冷蔵庫に適したポータブル電源の選び方

業務用冷蔵庫に適したポータブル電源を選ぶためには以下の点を考慮する必要があります。

容量の見積もり方法

冷蔵庫の消費電力と、停電時に必要な時間(停電に、冷蔵庫を「何時間、稼働させたいのか?)を考慮して、必要な容量を検討します。

一般的に、冷蔵庫の消費電力(W)× 停電時の使用時間(h)で計算することで、ポータブル電源の容量を選定することが可能です。

連続使用時間との関係

ポータブル電源の容量が大きいほど、連続して使用できる時間が長くなります。

しかし、大容量のものは重くなるため、携帯性とのバランスを考える必要があります。

ここがポイント

業務用冷蔵庫におすすめのポータブル電源は「公称電圧の高い業務用」です。

ポータブル電源を活用した実際の停電対策

ポータブル電源を活用した停電対策としては、まず緊急時の接続方法を確認しておきましょう。

多くのポータブル電源はプラグを差し込むだけで使用できますが、事前に取扱説明書を確認しておくことが重要です。

また、通常時にはポータブル電源を充電しておくことが必要ですが、充電用のコンセントを接続したままの保管や、頻繁に「電池残量100%の充電」を行うことは、ポータブル電源の寿命を縮めてしまうので、注意が必要です。

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緊急時の接続方法

停電が発生した場合は、すぐにポータブル電源に冷蔵庫のコンセントを接続します。

接続方法はポータブル電源によりますが、一般的には冷蔵庫の電源プラグをポータブル電源に差し込むだけでOKです。

ただ、夜間の停電時に於いては「コンセントの位置が暗くて分からない」などのトラブルが発生することもあるので、夜間停電時のシミュレーションを実施しておくことも重要です。

ポータブル電源の保管場所

ポータブル電源は、温度や湿度に敏感な「精密機器」です。

そのため、高・低温になる場所や、風通しの悪い場所、湿度の高い場所での保管は避けるようにしてください。

ここがポイント

ポータブル電源の理想的な保管場所=人間が「快適」に過ごせる場所。

まとめ

この記事では、業務用冷蔵庫の停電対策!ポータブル電源で食材を守る方法について解説をしましたが、停電対策としてポータブル電源は非常に有効なツールです。

大切な食材を守るためにも、適切なポータブル電源を選び、正しく使用することが重要です。

また、業務用冷蔵庫の「ポータブル電源選び」についてのご相談・お見積りについては、お問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。

最後までご覧頂きありがとうございました。

※100V/200Vに対応:業務用ポータブル電源

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    ★法人・個人事業主のポータブル電源専門店|株式会社エンビューロ
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    ・法人・個人事業主向けポータブル電源専門店
    (個人の方は要相談)
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    ・医療用蓄電池
    ・LPG発電機(BCP対策用)施工管理
    ・屋外イベント向け大容量ポータブル電源各種
    ・車載サブバッテリーの販売及び施工
    ・EV充放電機
    ★専門分野
    ・ポータブル電源
    ・BCP対策全般
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    ・宅地建物取引士
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