【新電力・減価償却】を利用した移動型蓄電池購入シミュレーション②

以前の記事で【新電力・減価償却】を利用した移動型蓄電池購入シミュレーション①をご紹介しましたが、この記事では同条件で中小企業等経営強化法における即時償却をした場合について解説をします。

※減価償却(定額法)に関する記事はこちら⇩⇩⇩

【新電力・減価償却】を利用した移動型蓄電池購入シミュレーション①
法人・個人事業主が移動型蓄電池(ポータブル電源)を購入する際、新電力料金と合わせて検討されるケースが増えています。そこで今回は、新電力への切替と移動型蓄電池を購入する場合の費用対効果について、実際の購入事例をもとにシミュレーションしたものをいくつかご紹介致します。

業種ごとにシミュレーション

以下の項目を条件とし、実際の導入事例に基づきシミュレーションをしています。法人名・個人事業主名は公表出来ませんが、業態別にご紹介を致します。

◇シミュレーション条件
1)東京電力・中部電力・関西電力等の電力会社=大手電力会社と表現。
2)シミュレーションは予測値となる為、実際運用時とは異なる場合があります。
3)削減額には再生可能エネルギー発電促進賦課金及び燃料調整費は含まず。
4)移動型蓄電池価格は704,000円(税込み)。
※移動型蓄電池+予備電池のセット
5)シミュレーション期間は15年。 

居酒屋(個人事業主)のケース

◇大手電力会社 ➡ 新電力へ切替え(切替え時手数料は0円)
◇切替え前電気料金 ➡ 年間260,340円/年(月平均21,695円/月)
切替え後電気料金 ➡ 年間219,396円/年(月平均18,283円/月)

1年目2年目3年目4年目5年目
電気料金削減額40,944 40,944 40,944 40,944 40,944
減価償却費▲704,000
節税効果(15%)105,600
税引き後利益 ▲557,45640,94440,94440,94440,944
累計利益 ▲557,456 ▲516,512 ▲475,568 ▲434,624 ▲393,680
※単位:円
6年目7年目8年目9年目10年目11年目
40,94440,944 40,944 40,94440,94440,944
40,944 40,944 40,944 40,94440,94440,944
▲352,736 ▲311,792 ▲270,848▲229,904▲188,960▲148,016
※単位:円
12年目13年目14年目15年目合 計
40,94440,944 40,944 40,944614,160円
▲704,000円
105,600円
40,944 40,944 40,944 40,94415,760円
▲107,072 ▲66,128 ▲25,18415,76015,760円
※単位:円

シミュレーション結果

実質投資回収年:投資回収年数14.67年 となります。

※写真はイメージ

デンタルクリニックのケース

◇大手電力会社 ➡ 新電力へ切替え(切替え時手数料は0円)
◇切替え前電気料金 ➡ 年間522,660円/年(月平均43,555円/月)
切替え後電気料金 ➡ 年間467,244円/年(月平均38,937円/月)

1年目2年目3年目4年目5年目
電気料金削減額55,41655,41655,41655,41655,416
減価償却費▲704,000
節税効果(15%)105,600
税引き後利益 ▲542,98455,41655,41655,41655,416
累計利益 ▲542,984▲487,568▲432,152▲376,736▲321,320
※単位:円
6年目7年目8年目9年目10年目11年目
55,41655,41655,41655,41655,41655,416
55,41655,41655,41655,41655,41655,416
▲265,904▲210,488▲155,072▲99,656▲44,24011,176
※単位:円
12年目13年目14年目15年目合 計
55,41655,41655,41655,416831,240円
▲704,000円
105,600円
55,41655,41655,41655,416232,840円
66,592122,008177,424232,840232,840円
※単位:円

シミュレーション結果

実質投資回収年:投資回収年数11.27年 となります。

※写真はイメージ

デイサービスのケース

◇大手電力会社 ➡ 新電力へ切替え(切替え時手数料は0円)
◇切替え前電気料金 ➡ 年間248,352円/年(月平均20,696円/月)
切替え後電気料金 ➡ 年間208,812円/年(月平均17,401円/月)

1年目2年目3年目4年目5年目
電気料金削減額39,54039,54039,54039,54039,540
減価償却費▲704,000
節税効果(15%)105,600
税引き後利益 ▲558,86039,54039,54039,54039,540
累計利益 ▲558,860▲519,320▲479,780▲440,240▲400,700
※単位:円
6年目7年目8年目9年目10年目11年目
39,54039,54039,54039,54039,54039,540
39,54039,54039,54039,54039,54039,540
▲361,160▲321,620▲282,080▲242,540▲203,000▲163,460
※単位:円
12年目13年目14年目15年目合 計
39,54039,54039,54039,540593,100円
▲704,000円
105,600円
39,54039,54039,54039,540▲5,300円
▲123,920▲84,380▲44,840▲5,300▲5,300円
※単位:円

シミュレーション結果

実質投資回収年:投資回収年数15.11年 となります。

まとめ

新電力市場に於いては普及率が20%前後と低迷しており、大手電力会社の電気料金プランを継続されている方が多いのが現状です。

電気料金が下がる制度であるにも関わらず普及しない理由の背景には、新電力への誤解がある為、現状維持で高い電気料金を支払っているケースが殆どだと言われています。

※新電力に関する記事はこちら⇩⇩⇩

【電力の小売全面自由化・新電力】で電気代を安くする方法はこれ!
「電力の小売全面自由化」は2016年4月(平成28年)以降、電気の小売業者の参入が前面自由化された事をいいますが、大規模な工場や施設、オフィスビルなどが使用す「特別高圧」は2000年3月から小売全面自由化が始まりました。2016年4月から小売全面自由化されたのは、「低圧」と区分される一般家庭や店舗などで使用される電力のことを言います。

また、今回の記事では即時償却のシミュレーションを解説しましたが、実務に於いては必ず顧問税理士等に確認をする必要がありますのでご注意ください。

これを機に新電力の切替え+移動型蓄電池購入の検討してみては如何でしょうか。

お問合せ
【各種お問合せ】【新電力お申込】【ポータブル電源】に関するご相談・お見積りはこちら。

コメント

タイトルとURLをコピーしました